春をよぶ八戸えんぶり

先日(2/18)、春を呼ぶ「八戸えんぶり」を視察研修で観て来ました

DSC06416.JPG年の始めに田植えや稲刈りなど1年の農耕行事を歌や特徴あるしぐさで演じ、その年の豊年満作を祈る「田遊び」が舞踊化して八戸地方一円に発達したものが「えんぶり」と言われ、毎年2月17日~20日に開催されます。

まず 史跡根城えんぶり撮影会の様子をご覧ください

DSC_1307.JPG日本100名城にも選ばれている史跡根城(ねじょう)の本丸主殿前で行われる撮影会で、開始時間のかなり前からテレビ局や本格的な機材を手にしたカメラマンが場所取りをしていました

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18日は、「妻組えんぶり組」が出場。
えんぶりは、【どうさいえんぶり】と【ながえんぶり】がありますが、「妻組えんぶり組」は【どうさいえんぶり】。

DSC06312.JPG主殿の前でのえんぶりは、昔にタイムスリップしたかのような気分になります

DSC06315.JPG動きが激しい【どうさいえんぶり】は太夫の鳥帽子にテープ状の前紙がついていて、頭を動かすたびに五色の前紙がきらびやかに舞い、太夫たちが同じ動きをします。
「ジャンギ」という棒の先に金具がついた道具を持つのも特徴のひとつ

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太夫のえんぶり摺りの順番は、「摺り込み」という太夫の入場のあと、「摺りはじめ」「中の摺り」「太夫の擦り」「摺り納め」「畦留め」。
写真は苗を田に植える「中の摺り」


太夫の演目の間に、子供達による祝福芸があります。
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写真は松の舞。
農作業の休憩中に松の小枝を持って踊ったのが始まりと言われています

DSC06342.JPG「えんこえんこ」は金のなる木といわれる小唄に合わせ、輪に銭が付いた銭太鼓を持って回しながら舞う演目。
思わず一緒に踊りたくなるような演目です

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「えびす舞」は、釣り竿と扇子で鯛を釣り上げる様子をコミカルに表現する大人気の福祝芸。

DSC06396.JPG「大黒舞」は、子どもが右手に小槌、左手に扇を持ち、おめでたい口上や歌に合わせて舞う演目。
子どもたちの表情豊かな舞があまりにも見事で、あっという間の1時間でした。

撮影会を堪能してから、今度は八戸市公民館へ「えんぶり公演」を観に行きました。
この日のプログラムは、山道【どうさいえんぶり】、中居林小【ながえんぶり】、青潮小【どうさいえんぶり】、中居林えんぶり組【ながえんぶり】。

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【ながえんぶり】の中居林えんぶり組。

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唄や仕草がゆっくりしている優雅な舞が特徴で、えんぶりの中でも古い型と言われ、主役を務める太夫の藤九郎の烏帽子には真っ赤な牡丹の花や白いウツギの花などがついています  

DSC06457.JPGこちらは八戸ポータルミュージアムはっちの「えんぶりミュージアム~写真・人形・つまご(2/20終了)」に展示されていた藤九郎の人形。
牡丹がついた烏帽子にご注目下さい

DSC06382.JPG今回、えんぶりを観て、郷土芸能を若い世代が引き継いでいく姿に感動を覚えました。
来年は一斉摺りに出掛けてみたいと思います



動画もお楽しみください。

本日のブログは、青森駅前にある青森市観光交流情報センターよりお届けしました

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